2025.10.15
東京ゲームショウ2025 インティ・クリエイツ ブース



インティ・クリエイツ「TOKYO GAME SHOW 2025」ブース施工・全体管理
国内最大級のゲーム展示会「TOKYO GAME SHOW 2025」において、インティ・クリエイツ様の出展ブースの施工および全体管理を担当いたしました。
同社の新作タイトル『魔女ガミ ‒ The Witch of Luludidea ‒』をはじめ、注目タイトルの世界観を一堂に体験できるブースとして、デザイン性・演出性・安全性のすべてを高次元で両立させることが求められました。
弊社は施工に至るまで、ブースデザインの設計段階から参画し、製品の取り付け方法、展示什器の構造検討など、あらゆる制作プロセスにおいて綿密な打ち合わせと調整を重ねました。各工程において、デザイナー・造作チームなど、複数セクションとの連携を図り、限られた会期準備期間の中で、確実かつ効率的な進行管理を実施しています。
また、ブースの「世界観再現」を最重要テーマに掲げ、タイトルごとのトーンやビジュアルモチーフに合わせた素材選定を実施。木材・金属・布地など、質感の異なる素材を組み合わせることで、視覚的な深みと立体感を演出しました。特に『魔女ガミ』コーナーでは、作品に登場する神秘的な空気感を表現するため、装飾造作や照明演出に細かな調整を加え、ゲームの世界へ没入できるような空間づくりを目指しました。
ブースの施工にあたっては、安全性と強度にも徹底的に配慮。来場者導線、耐荷重、電源・照明系統などの要素を細部まで検証し、展示会特有の短期間設営・撤去スケジュールの中でも、確実かつ安全な運営が行えるよう、現場チームとの連携を強化しました。
さらに、現場施工段階では、仕上がり品質の統一と演出効果の最大化を目的に、パネルの色味確認、照度の最終調整、展示物の視認角度などをリアルタイムでチェック。現場で発生する細やかな課題にも柔軟に対応し、展示空間全体の完成度を高めることができました。
こうした一連のプロセスを通じて、単に「造る」だけでなく、『デザイン意図を空間として具現化する“クリエイティブな施工管理”』を実践しました。
ブース全体がインティ・クリエイツ様のブランドメッセージを伝えるステージとなるよう、見せ方・体験導線・素材感・光の当て方など、あらゆる要素を総合的にデザイン。
結果として、会期中は多くの来場者が足を止め、試遊・フォトスポット・物販エリアともに盛況を記録。SNSでも高い反響を得るなど、展示効果とブランド発信力の両面で成果を上げることができました。
私たちはこれからも、『展示を通じてブランド価値を体感へと変える空間づくり』を使命とし、クライアント様の想いを最適なかたちで届けるブース制作・施工管理を追求してまいります。


クライアント:株式会社インティ・クリエイツ